今回は、Netflixのドラマ「Emily in Paris(エミリーインパリ)」の見どころ・考察をまとめました。
あらすじ
エミリー(リリー・コーリンズ)という主人公が、パリへ出張で長期滞在するストーリーです。
パリへ行って、仕事をして・友達を作って・恋愛をして、とにかくパリを楽しむ物語です。
憧れのパリの街での生活を憧れている女性は多いのではないでしょうか。
実際に、努力しながらも素敵な生活を送っているため、若い女性からしたら夢物語のような感覚で楽しむことができます。
エミリーはインスタグラマーで、SNSマーケティングを仕事としているため、現代にも刺さる内容になっています。
若い女性ウケNo.1の、ワクワクできる大人気ドラマです。
見どころ・考察 ※ネタバレあり
とにかく絵的に美しい
まず、絵的に美しいドラマです。
主人公のリリーコーリンずは世界を代表する美女ですし、
背景のパリもとっても魅力的な街ですし、
エミリーの奇抜なオシャレも楽しみの1つですし、
とにかく絵的に綺麗です。
観ていて目の保養になります。
それに関しては後述していきます。
パリの美しい景色が観れて観光気分
パリの美しい観光名所が観れて、まるで旅行へ行った気分にもなれます。
有名なオペラ・ガルニエだったり、パリの魅力が詰まった場所を堪能することができます。
コロナの時期にエミリーインパリスは特に流行りました。皆、旅行気分を味わいたかったのもあるのでしょうね。
また観光名所だけでなく、エミリーの住んでいる住宅街やオフィスのあたりも観ることができて、まるで自分も留学や出張に行ったかのような気分を味わえます。
実際に住んでいる人の様子を観ることができる機会は貴重です。
実際に住んでみた場合の想像までできるのが、またエミリーインパリの見どころです。
ガブリエルとの、すれ違い続ける恋愛関係
エミリーは、同じマンションに住んでいるガブリエルというシェフと両思いになります。
しかし、2人はどちらかに彼氏彼女がいたりしてすれ違い続けます。
シーズン1・シーズン2ではすれ違い続けますが、シーズン3では遂にカミーユが暴露して2人の両思いが公言されます。
ここに至るまでが長かったですね。
リリー・コリンズは過去に、「あと1cmの恋」という映画ですれ違い続ける幼馴染の恋の主人公になったことがありました。
その映画を連想するほど、エミリーインパリスでもすれ違い続けていました。
この、叶いそうで叶わない惜しい感じがもどかしいですね。
実際には恋愛はタイミングが想像以上に重要です。
エミリーとガブリエルのように、どちらかが違う人と付き合っていたり、恋愛モードでなく仕事モードだったり、
恋愛はとにかくタイミングが重要なのです。
同じ人だったとしても、いつ告白するかによって実るか実らないかが変わってくるからです。
このドラマでも、エミリーがガブリエルを好きな時にガブリエルがカミーユと付き合っていたり、ガブリエルがエミリーを好きな時にエミリーはアルフィーと付き合っていたり、すれ違い続けます。
誰もが「あぁ、すれ違い続けている。タイミングがもっと違えばなあ」と観ていて思うことでしょう。
しかしこれは現実の恋愛関係でも同様なのです。
タイミングに関しては多くの人が問題視したことがあるからこそ、この映画での恋愛関係に共感する人が多いのではないでしょうか。
まるで自分がエミリーになったかのような気持ちで観れるため、感情移入します。
ご自身の恋愛経験でも、似た経験をしたことがある人が多いのではないでしょうか。
タイミングも踏まえると両思いは奇跡なので、その奇跡の瞬間が来るまで人は見入ってしまい続きが見たくなるのではないでしょうか。
両思いは奇跡の詳細→【両思いとは:地球上に起こった奇跡】
女性同士の浮き沈みのある友情
エミリーとミンディー(移住してきた中国人女性)は、最初から仲睦まじく安定した友情を築いています。
この2人の友情も素敵ですね。
特に、ミンディーの彼氏のニコラスとエミリーが揉めた時に、ミンディーが「エミリーは家族だから大切にして」とエミリーを守ったシーンが感動でしたね。
ミンディーは訳あって中国を出てきた(富豪の父親と不仲だったり、歌手として失敗してしまったり)ため、家族と疎遠です。
そんな中で、ルームシェアして一緒に過ごし、なんでも共有して話すことができるエミリーを、家族同様に、家族以上に大切に思っているのでしょうね。
素敵な友情関係です。
それに対し、エミリーとカミーユの友情関係は曖昧です。
浮き沈みがあります。
その理由は、恋愛が絡んでしまっているからです。
2人の好きな人が同じだからです。
元々、移住してきて困っているエミリーを助けてくれるほどカミーユは親切な人です。
しかしガブリエルをエミリーに取られてしまって(裏切りという形で)からは、カミーユはエミリーに仕返しで裏切るのです。
具体的には、彼女たちは2人で「ガブリエルと付き合わない協定」を結んだのに、カミーユがそれを裏切ってガブリエルと付き合ったのです。
元々の形に戻っただけなのもあり、エミリーはこれに対してカミーユを攻めませんでした。特に何も言及しませんでした。
しかし怖いのは、これがカミーユの母親との戦略だったことです。
この作戦を考えたのはカミーユの母親で、カミーユがそれを実践したのです。
この背景が恐ろしいですね。
やはりどれだけ仲が良くても、好きな人が同じになったり恋愛関係が絡むと友情は儚く破綻することがありますね。
私自身も、とても仲の良い友人と好きな人が被って、報告しないだのしただので揉めたことがあるから、痛いほど気持ちが解ります。
どれだけ仲が良くて信頼関係があったとしても、好きな人が被ったりすると一気に関係が悪化するのです。
だからこそ
大好きな友人と好きな人が被ったり恋愛関係が絡みそうな場合は、慎重に行動しようと学ぶことができますね。
エミリーインパリもうってつけの事例でした。
インフルエンサーの生活が垣間見れる
エミリーは、フォロワーが世界中にいるインフルエンサーです。
このレベルのインフルエンサーは珍しいです。
その世界を股にかけたインフルエンサーの生活が見れるのが楽しいです。
また、エミリーは仕事がSNSマーケティングなので、インフルエンサーを仕事に利用しているところもまた見どころです。
「どういう投稿をしたらウケが良いのか?」
「どういう発想で投稿したら面白いか?」
という思考がお勉強になります。
エミリーの場合、趣味で思うがままに投稿していそうですが、適性がインフルエンサーに合っているのでしょうね。
ぶっ飛んだ発想・奇抜な服装・可愛さやスタイルの良さ、全てがインフルエンサーに適しています。
またそれを仕事として活用しているところが、結果が出ている理由でもあります。
その詳細は下記です。
人には適性がある。
— 女神様 (@megamisamayori) March 27, 2024
「自分の適性をいかに早く見極められるか」により、何者かになれるかどうかが決まる。
自分の苦手なジャンルで努力しても、その努力が実る可能性は低い。
逆に
自分の適性の合ったジャンルで楽しくこなしているだけで、一目置かれたりする。
また…
自分の適性に合っている仕事を見つけることで結果の出しやすさが変わってくるため、自分の適性を見極めてそれが活きる場所で仕事をしようと学べますね。
まとめ
個人的には、Netflixで1番好きなドラマです。
観ていて1番ワクワクするからです。
若い女性うけがとても良さそうですね。
若い女性ウケが同じく良いドラマは、ペントハウスになります。
こちらはワクワクというよりハラハラするNo.1のドラマになります。
どちらにも違う良さがありますね。
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