現代の若い女性が共感できる本【明けない夜はないって言うけど、夜が明けるまでの過ごし方を誰も教えてくれない。著者:きほ】

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今回は、最近発売されて読んだ本についてです。

明けない夜はないって言うけど、夜が明けるまでの過ごし方を誰も教えてくれない。

悩める私たちに、眠れる夜をー

誰かが隣にいなくたって、ひとりなんかじゃない

自分が嫌いだった。あの子がうらやましかった。

そんな”明けない夜”の乗り越え方


著者:きほ(六本木ファブリック キャバ嬢)

この本を手にとったきっかけ

まず、タイトルに共感しました。

本当にそうなんです。

「明けない夜はない」誰しもその言葉で励まされたことがあるのではないでしょうか。

しかし、その具体的な方法についてまで語ってくれる人はいません。

その中身はなんなのか・・・

それは、明けない夜を乗り越えた人にしか分からない内容なのです。


普段、多くの本を読むようにしていますが、歴史的な人物でなく、現代に必死に生きている女の子の思考を知りたかったからです。

歴史的な人物の本から学べることもたくさんありますが、時代背景も変化しており、同じ現代を生きる女の子の考えていること・努力から学べることも沢山あるだろうと考えたからです。


現代には現代特有の時代背景もありますから、共感できる内容も多いのではないでしょうか。

本の感想


強い女性というイメージでも、実は過去は私達と同じだった

きほさんの過去のお話の中からの文章を抜粋させていただきます。

このまま一緒にいたら自己肯定感が下がりそう と感じたら、すぐに距離を置くようにしている。

自己肯定感を下げてくるような男からは、逃げること。

あいつら、骨の髄までしゃぶってくるよ。

とにかく逃げて。 取り返しがつかなくなる前に。

あなたは、絶対に愛されるべき人です。

すぐに呼び出せるキープと一緒にいても、満たされるわけがないから。

そのつまらなさは、彼の問題じゃなかくて、あなたの問題だよ。

生きていると、そうやって自分を誤魔化すしかない日もあるけど、そんな日を積み重ねても得られるものは何も無い。

心の空っぽな部分が増えていくだけ。


これは本当にその通りだと思いました。

一時的には満たされるかもしれないけど、根本の解決になっていないため虚無感のみが残っていく。

そしてその行動の繰り返しでは解決に至らない


強い女性のイメージのきほさんでも、このような私たちと同じような経験をしたこともあったのだなと思いました。

すると、現在の強いイメージはその過去からの「成長・進化」これがきほさんを強くしているのだと思いました。

過去にあった出来事は私たちと同じでも、「虚無の時に自己対峙して乗り越えることができたか」ここが強さのポイントなのだと学びました。


そしてそんなふうに辛い中を乗り越えることができたら、自分を認めて褒めてあげましょう。

そして、私は愛されるべき存在だということを全ての女性が認識できたら素敵ですね。

関連記事→【夜職の闇=心の病み】知らぬうちに蝕まれていく心(数年後に気付く)

恋愛における新たな発想

この人しかいない

そう思いそうになったら、比較対象を上げる

これは実際に、実践してみようと思った内容でした。

私は実際、その時は、その人しかいないと本気で思っていました。

詳細→【最愛の人を失った時の乗り越え方:ポイントは「希望」】


しかし常に自分は過去から進化・変化し続けています。

ということは

過去以上の人に出会える可能性が高いということです。

そのためにも、自分磨きや成長が必要になってきますね。


そのためこの発想は、私からするととてもありがたい発想でした。

本全体の感想


この本を全て読み通して、著者のきほさんは下の特徴があると思いました。

・小さなことでも自分を褒める(ジムに行った、朝起きた等)→自分を認める力が高い

・絶望した場合、新しい世界を見に行っている→絶望の乗り越え方は、狭い世界から広い世界に視野を広げることで絶望の世界から抜け出せるヒントを心得ている

・予定を作ることにより、楽しみのために頑張っている→自分の未来を明るい・楽しい方向性に持っていく力が高い


これらは、人に依存しない生き方に繋がっているのではないでしょうか。

依存先の分散の詳細→【普通に生きている人が1番凄い】

自らそこに持っていける力が、きほさんの強さなのだと思いました。


自分が自分を認めて誉めなければ、誰が認めて褒めてくれるの

自分の人生を明るくさせるためのルーティーン化

この部分が、明けない夜の過ごし方なのだと捉えました。


これは、現代の若い女性たちにとって、心強い内容なのではないでしょうか。

この本から勇気をもらい、素敵な女性になっていくきっかけを掴む人が多く存在するのだろうなあと思います。


また、女性としての強さも学べる反面、優しさも伝わってくる本です。

読めて感謝できた本でした。

ありがとうございます。

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